自己破産に陥るタイプと自己破産後について

自己破産者は年々、増加の一途をたどり近年では容易に自己破産が認められにくくなってきています。そもそも、自己破産者の多くは自営業者など多額のお金を必要としていた人達の事業がうまく行かなくなり借金を整理するために行っていた手続きでした。

しかし、近年は専業主婦層、学生などの若い年齢層、サラリーマンなど普通に暮らしている人達の自己破産率が増えており、深刻な社会現象ともなっています。日本より自己破産率が顕著に高いのがお隣の国である韓国ですが、韓国はクレジットカードを複数持つのがステータスとしてもてはやされた時期があり、信販会社、金融会社で審査の甘い「ほぼ誰でも作れるクレジットカード」を乱発していました。

そのカードを作った人達が返済に苦しみ始めると同時期にその他大勢の人達も一斉に支払いが遅れ韓国経済に大ダメージを与えています。日本ではそこまでの減少になってはいませんが専業主婦が家族に内緒でカードを使い使い続けて支払不能となる、学生が高い買い物をローンでして返済できなくなる。このような状況に陥るケースが多くなってきています。

自己破産に陥るタイプの特徴についてまとめてみました。

● 物欲が強い
● 見栄っ張りな面が強い
● 我慢ができない
● 計画性が乏しい
● 新しい商品やサービスに興味がある
● 趣味や旅行にお金をかける傾向が強い
● 金銭に関して無頓着である

等が挙げられます、計画的にお金を使い貯蓄し余剰分から趣味や買い物にお金を使うという行為が苦手な人、自分の欲を理性で抑えることが出来ない人などが消費者金融から借りたお金の返済が難しくなる傾向が強いようです。

自己破産後は全ての借金が帳消しになるのか?

消費者金融、銀行ローンなどについては返済義務は免責となりますが、税金滞納分などについては免責はおりず、その後も支払い義務が継続されます。低所得者の場合は一定期間内は返済を止めるまたは減額して収めることが認められていますが、支払い義務は日本国民であるかぎり継続されます。

また、自己破産後は金融機関からの借り入れは一切できないと考えたほうが良いでしょう、婿養子縁組で戸籍を替えて事故歴を消してまた借金を繰り返す悪質なパターンが流行した時期もありましたが、現代ではほぼ審査は通りません。

任意整理、自己破産、個人民事再生を行った時点で「事故歴」がつき個人信用情報機関に登録されるので個人信用情報機関から情報が抹消されない限り新規での借り入れは難しくなります。

仮に数年後に個人信用情報機関からの登録が抹消されていても金融機関独自の事故歴リストに名前が掲載されていれば、その金融機関からは借り入れることは無理となります。